Power Automateを使用したFlow作成

M365&Office

お久しぶりです。Raihaです。
2021年に入って初の投稿です。
今回は前々から気になっていたPower Automateというものについて触れたいと思います。

■Power Automateとは?
Microsoft社からリリースされている製品であり、Microsoft社アプリケーションと連携してフローを作成し、さまざまなタスクを自動化(フロー化)させることができる。

■今回の検証内容
仕事での連絡等にOutlookメールを使っている人は多いと思います。
今回はPower Automateを使って自分宛に届いたOutlookメールをグループウェアツールであるMicrosoft Teamsにも通知(リダイレクト)させてみようと思います。

今回の記事で行う流れは下記のとおりです。
① Microsot Teamsで通知先のチームを作成
② Power Automateでフローを作成
③ メールを送信し、動作確認


■検証記録
① Microsot Teamsで通知先のチームを作成
1. Microsoft 365にアクセスする。
2. Microsoft 365内のアプリケーションから[Microsoft Teams]を起動する。

3. Microsot Teams上でチームを作成ウィザードを開き、作成する。
今秋、作成する

4.作成したチームが存在することを確認する。

② Power Automateでフローを作成する
※ここからが本番です

1.Microsoft 365内のアプリケーションから[Power Automate]を起動する。

2.Power Automate上で[作成]を選択する。

3.すべてのテンプレートを検索から下記テンプレートを選択する。


※Teams、Outlookなどで検索すると一覧にあると思います

4.選択したテンプレートの詳細情報が表示されるので、[続行]を選択する。


5.Power Automateのフローチャートが表示されますので、ここにタスクを自動化させる条件や動作などを設定します。
今回は複雑な設定は使用せず、メール通知と共にMicrosoft Teamsに通知させるだけの簡易タスクの為、最低限の設定のみ使用します。
今回の検証では以下のように設定しました。



設定内容を完結に記載すると以下のような役割です。
●When a new email arrives(Outlook側のアクション)
・OutlookのInboxフォルダ(受信フォルダ)に本検証で作成したフローが動作する。
・詳細オプションでは宛先や重要度などの条件を設定することができる。
今回は自分宛てのメールを受信した場合にMicrosoft Teamsに通知させる為、宛先欄に自分のメールアドレスを指定。

●メッセージを投稿する(Microsoft Teams側のアクション)
・チーム欄にて通知先のチームを選択する。
・チャネル欄にて通知先のチーム内にあるチャネルを選択する。
・メッセージ欄にて投稿するメッセージを設定する。またデフォルトでいくつかのパラメータを挿入することができ、必要な情報などを設定できます。
今回はメールの送信元(宛先)、メールの件名、本文を投稿するようにしました。
・詳細オプションでは件名を設定することができます。この件名はMicrosoft Teamsに投稿するメッセージの件名です。
今回はわかりやすくOutlookとしました。

6.作成したフローを[保存]で保存する。

③ メールを送信し、動作確認
1. ②で作成したフローの指定メールアドレスにテスト用のメールを作成して送信する。

2. ①で作成したチームにアクセスする。
3. 送信したテスト用のメール内容が以下のようにTeamsに通知されていることを確認する。


■あとがき
Power Automateについて触れてみましたが、いかがだったでしょうか。
今回検証したものは簡易な条件でフローを作成した為、自分宛てのメールがすべてTeamsにも通知されるようになってしまうので、システム内での処理などをフロー化する際には役に立つのじゃないかなと思います。
また、JSONを記述することができる場合はより細かい部分を設定することができるようにも見えるので、機会があれば学習したいですね。
今回はこのへんで・・・

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